元時代の饅頭窯

饅頭窯は景徳鎮が宋元明の時期に使った典型的な磁器焼窯の一つであり、形が饅頭に似ているから饅頭窯と名付けられました。かまどのベッドが馬のひづめのものを馬蹄形と呼んでいます。饅頭窯は半倒焔式と呼ぶもので、火炎は火胴から窯頂に噴き出し、再びかまどのベッドに倒れ、煙は排煙口、煙道、煙突通じて外へ出しています。焼成温度が1300度に達し、焼成雰囲気をもっています。景徳鎮窯の労働者の絶え間ない努力のおかげで、元明時代の饅頭窯の建築技術と焼成技術は我が国の伝統的な磁器業で同じ窯の最高水準に達しました。